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2022年07月27日

Aeries II 4D LiDARセンサーを戦略的顧客に出荷し、大きなマイルストーンを達成

カリフォルニア州マウンテンビュー、2022年7月13日 – 次世代のセンシング・知覚システムのリーダーであるAeva社は、最初のAeries™ II 4D LiDARセンサーの生産と戦略顧客への出荷を開始し、大量生産に向けて大きな一歩を踏み出しました。

「Aevaの共同創業者兼CEOであるSoroush Salehianは、次のように述べています。「この成果により、Aevaは幅広いセンシングおよび知覚アプリケーションの性能と製造の要件を満たすLiDARセンサーを多くのユーザーに提供できる見込みとなりました。Aeries IIの業界をリードする性能と、当社独自のLiDARオンチップ技術による大量生産能力が相まって、自動車から産業用ロボット、さらにその先の業界まで、新しいレベルの自動化を実現する可能性があると信じています。」

Aeries IIは、光ファイバーを一切使用せず、送信機、光学系、受信機を含むすべての主要センサーコンポーネントをシリコンフォトニクスチップ上のコンパクトなモジュールに搭載したAeva独自のLiDARオンチップ技術を利用しています。この設計により、モジュールの製造工程を高度に自動化し、信頼性を高めることができるため、Aevaは、自動車OEMやその他の量販店のニーズに合わせて製品の展開を拡大し、コストを下げることができます。

Aeva 社の共同創業者兼 CTO である Mina Rezk 氏は、「このマイルストーンは、当社独自のFMCW技術の成熟度を示すものです。自動化の最前線にいるお客様は、既存のセンシングや知覚技術では不可能な新しいレベルの自律性を可能にする、初の商用4D LiDARセンサーを利用することができます。」と述べています。

Aeries IIは、AevaのFMCW技術を使用して、正確な3D位置に加えて、各ポイントの速度をセンチメートル毎秒の精度で直接測定する画期的な性能を提供します。このセンサーは、毎秒400万点の生データ、120度×30度の最大視野、最大500メートルの検出距離など、業界をリードする性能を実現しています。そのコンパクトなデザインは、OEMや産業界のお客様が期待する厳しい環境基準や運用基準を満たしながら、前世代よりも75%小さくなっています。

 

Aeries™ II 4D LiDARセンサー